インサイドセールスの目線で、Slackで使えるテクニックを紹介します!
初級編と応用編で紹介しますので、是非、営業活動に役立ててください!
【Index】
- 情報共有に便利なSlack
- 【初級編】忘れがちな基本テクニック
- 【応用編】ノンプログラミングBOTで情報共有を円滑に!
情報共有に便利なSlack
Slackはチャットツールとして非常に有名で、他システムとの連携機能の豊富さでも知られています。
Slackのよさを一言で表現するならば、「情報共有を便利にする豊富な機能」だと思っています。
Slackの基本思想として、部署の垣根をなくし情報をオープンに取り扱う考えがあります。
Slackを使う会社では、1つのワークスペースを1つの会社で持つケースが多いと思います。
Slackでは、1つのワークスペース(※1)に招待されたメンバーは、基本的に同じワークスペースのチャンネル(※2)を利用することができます。
※1ワークスペース Slackを利用するための基本となる単位。チャンネルで構成される。
※2チャンネル チャットを行う専用の場所。プロジェクトや部署単位でチャンネルを作成して利用する。
こうした基本思想で設計されていることは、インサイドセールスから見てもメリットがあります。
例えば、The Model型の営業組織において、以下4つのチャンネルを運用しているとします。
「マーケティング」
「インサイドセールス」
「フィールドセールス」
「カスタマーサクセス」
インサイドセールスで仕事をしていると、こんな疑問がありませんか?
「マーケティングからパスされる顧客リスト、マーケティング部内でどんなやりとりがあるんだろう?」
「フィールドセールスにパスした商談案件、うまく引き継ぎされているだろうか?」
The Modelは分業の営業体制ですから、こうした他部署の動向は気になりますよね。
Slackであれば、チャンネル間の移動に制限はないので、必要な情報は自分から取りに行くことができます。
Slackでは、オープンなコミュニケーションが推奨されているんですね。
【初級編】忘れがちな基本テクニック
Slackはオープンなコミュニケーションを前提としたツールです。
そのため、Slack上でやりとりされる情報量は非常に多く、全てをチェックするのは不可能です。
また、情報を発信する側のマナーとしても必要な人に必要な範囲で情報を公開する意識を持つ必要があります。
まずは、Slackで知っておきたいマナーともいえるべきテクニックを紹介します。
すでに、ここで紹介するテクニックを知っている!という方は、Slackの基本はバッチリですね!
◇メンションの使い分け
メンションは指定した相手に対してSlackの通知をする機能です。
情報共有の観点でいうと、発信者がメンション忘れしたため受取側がメッセージを見逃してしまうというミスはありがちだと思います。
相手を指定することによって、誰から誰へのメッセージか明確になります。
参加者が多いチャット空間では、コミュニケーションを円滑にするために必要なルールです。
また、メンションはメンバー全体に情報を知らせたいときには、便利なコマンドとして使用できます。
メンションは次の4つの指定方法があります。
情報の重要度に応じて、メリハリを分けて使い分けたいですね。
①@個人名 個人
②@here オンラインのチャンネルメンバー全員
③@channel チャンネルメンバー全員
④@everyone ワークスペースのメンバー全員
◇「ピン留め」、「ブックマーク」機能
「ピン留め」、「ブックマーク」機能はどちらも、重要なメッセージに印をつけて管理する機能です。
2つの機能の違いは何かというと、情報共有範囲が異なります。
「ピン留め」はチャンネル単位で行います。
例えば、インサイドセールス用のチャネルがあった場合、「今月のKPI」とか、「部内の共有事項」とかメンバー全体に共有したいメッセージをピン留めします。
一方、「ブックマーク」は個人で、見返したいメッセージを記録しておく機能です。
情報共有範囲の違いを理解して、うまく使いこなしましょう。
◇受信者側での通知設定
メンションの使い分けの部分で、発信者側には発信者のマナーが求められることを説明しました。
もう一方の考え方として、Slackでは受信者側による通知設定も可能です。
例えば、インサイドセールスのメンバーがフィールドセールスのチャンネルにメンバーとして参加している。
情報を確認しに行く頻度は低いが、インサイドセールスとして知っておいた情報が発信される場合がある。
このようなケースを想定します。
Slackではキーワードによる通知という機能があり、ユーザーごとに設定できます。
参加しているチャンネルで、特定のキーワードが発信された場合、自分に通知が来るように設定することが可能です。
例といて、「インサイドセールス」「商談」といった、インサイドセールスに関連性の高いキーワード設定で、必要な情報によりアクセスしやすい環境をつくることが可能になります。
【応用編】ノンプログラミングBOTで情報共有を円滑に!
最後に少しマニアックですが、Slackの応用テクニックを紹介します。
ポイントは、ノンプログラミングで情報共有に生きるテクニックであることです。
Slackには「BOT」機能があり、特定の問い合わせに対して決まった回答を返すBOTを作成できます。
しかし、BOTの作成には初歩のコードを記述する必要があり、ハードルが高いと感じている人も。
「カスタマイズした自動レスポンスを追加する」
上記の機能を使えば、ノンプログラミングでBOTが作成できます。
(ワークスペースの権限設定で管理者しか使用できない場合があります。)
参考:Slackヘルプセンターおまけのマメ知識
https://slack.com/intl/ja-jp/help/articles/202026038-Slackbot-%E5%85%A5%E9%96%80
BOT機能を使うと、インサイドセールスで求められる資料共有や教育の場面で役立ちます。
例えば、Slackに「インサイドセールスマニュアル」というキーワードを打ち込むと、
インサイドセールスマニュアルが格納してある社内パスやクラウドURLを返すBOTを作成することが可能です。
①キーワード
②応答メッセージ
それぞれ、キーワードと応答メッセージを決めてやることで、BOTを作成できます。
よく聞かれる資料の保管場所とかありますよね?
そんな手間を減らしてくれます。
詳細な設定方法は、Qiitaのサイトで紹介されているので共有します。
参考:Qiita
https://qiita.com/ymto/items/f3ff5813da7dd61fe89c
Slackを使っているとコードがかける人には無限の正解が広がっていると感じる一方、コードが書けないことで成約を感じている人も多いのではないでしょうか?
是非、今回紹介した機能を使ってBOTを使ってみてください!
twitterもやっています!
インサイドセールスで使えるSlackのテクニックでおすすめなものがあったら是非教えてください!
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