【図解】イラストを利用した情報共有『グラレコ』の魅力について

情報共有の方法といえばいろいろありますよね。

代表的な方法といえば、テキスト、音声、画像など、相手に伝えたい目的によって選ぶべき方法は変わります。

今回はイラストを利用した情報共有方法『グラレコ』について解説します。

主に会議の場で情報整理のために登場した方法になります。


次のような方におすすめの記事となっておりますので、是非お読みください。

  • 楽しく情報共有できる方法を探している
  • 情報を分かりやすく整理する方法を知りたい
  • ゆるふわ営業ハックのイラストについて気になっている

【Index】

  • イラストで情報共有するグラレコ
  • イラストで情報共有するメリット
  • グラレコに学ぶべきはUXの視点

イラストで情報共有するグラレコ


グラレコとは?

グラレコとは「グラフィック・レコーディング」の略称です。

絵や図、文字を用いて情報をまとめることができ、わかりやすく情報伝達することができます。

イラストのみで情報を伝えるわけではなく、手書きのテキスト情報と組み合わせ、文字とイラストのバランスよい情報量のコンテンツをつくることができます。


デジタルによるグラレコの登場

イラストや図を用いた情報共有の方法はこれまでにもありました。

ホワイトボードや模造紙にイラストを書くことで、情報伝達を試みたことがある人は多くいるはずです。

しかし、書き直しの手間が発生するため、事後作成になるケースが多くリアルタイムの情報共有という課題を持っていました。

しかし、デジタルツールの登場によってこれらの課題は解消されました。

リアルタイムで適宜修正を加えながら使用するオンラインホワイトボードが登場し、iPadやApple Pencilがデジタルでのイラスト作成を可能にしています。

デジタルによるグラレコが徐々に広がり、ユーザーが増えています。


グラレコの目的

グラレコの目的は2つに大別できます。

(1)会議での対話としてのグラレコ

(2)会議のアーカイブとしてのグラレコ


グラフィックレコーディングという名が示す通り、語尾が「ing」で現在進行形となっています。

本来的な意味では、会議で円滑な対話を促すコミュニケーションツールとしての役割があるようです。

しかし、多くの人の目に触れる情報としてはアーカイブとしてのグラレコの数が多いです。

そのため、一般的な認識は情報を分かりやすく1枚の画像にまとめたもの。となっています。


イラストで情報共有を行うメリット

当サイトにおいても、グラレコを使用しています。

イラストで情報を伝達することのメリットについて考えてみたいと思います。


伝えられる情報量が多い

グラレコは、イラストとテキスト2つの情報を使い分けることができるため、一度に多くの情報を伝えることができます。

例えば、イラストの特性から次のことが瞬時に伝わります。

  • どんな人が発言したのか
  • どんな場面で発言したのか
  • どんな感情で発言したのか

これによって、読み手は次のような感情を持ちます。

「あっ、自分のことだ。」

「自分の置かれている環境と同じ。」

「確かにこういう気持ちのことある。」

読み手に当事者意識を持たせることができるので、読み手に情報を受け取る準備をさせることができます。

その結果、イラストに書かれている文章が、読み手にすっと内容が入っていきます。

情報の伝達効率が非常にいいことが分かります。


構造化により因果関係を説明できる

イラストを矢印でつなぎ合わせることで、ものごとの因果関係を説明できます。

1枚のイラストの中に、主張、理由、具体例といった要素を持ち込むことで、全体像を把握するイラストにすることができます。

当ブログでも、グラレコ記事によって文章の概要を先に掴んでもらい、詳細の文章を読んでもらうようグラレコの画像を利用しています。


複数の認知特性に対応できる

人は情報を認識するときにそれぞれ特性があると言われています。

視覚優位、聴覚優位、言語優位などです。

人によって、イラスト、音声、テキストと認識しやすい形式が異なるわけですね。

グラレコは、視覚優位、言語優位の人に伝わりやすいコンテンツと言えます。


グラレコが活躍する場面

グラレコが情報共有で役立つ場面を紹介していきます。


・会議で議論を可視化する

会議でグラレコを使用するメリットは、議論を可視化できる点にあります。

例えば、A案、B案それぞれのメリット、デメリットを把握した上で意思決定するとき。

グラレコでイラストを使用すれば、1枚のイラストを半分に分割しそれぞれの主張をまとめることができます。

議論のポイントが、視覚的に整理されるので余計な頭のリソースを使うことなく議論に集中できます。


・会議で発言を活性化させる

あらかじめグラレコ作成のために用意したイラストに吹き出しを付けます。

会議の参加に吹き出しを埋めてもらうように案を出してもらうと議論が活性化します。

イラストに文字を書き込むのは、なんだか楽しそうですよね。一瞬仕事ではない?と錯覚をしてしまいそうです。

イラストにすることで、とっつきにくい会議の場を楽しくする効果が見込めます。


・社員教育の場でも役立つ

グラレコによって情報を可視化する試みは、社員のスキル向上にも役立ちます。

情報をイラストと限られたテキストで表現しなければならないため、要点の把握と情報の構造化能力が求められます。

グラレコを作成する過程で、情報を整理するスキル向上が期待できます。


グラレコに学ぶべきはUXの視点

グラレコの魅力やメリットについて解説してきました。

最後にお伝えしたいことは、グラレコにはUXの視点があるということです。

UXは、ユーザーエクスペリエンスの略語であり、顧客体験を意味します。

情報共有の担い手が、受け手に情報を伝えるときUXの視点を持つと情報がスムーズに伝わると感じています。

情報は蓄積、共有、活用されて初めて価値を発揮するものです。

情報が活用されるものであるために、情報共有の制度設計をする側はUXを意識してほしいと感じます。

相手に最も伝わる情報共有の方法は何か?

という視点を持ちつつ、情報共有を進めていきたいですね。